12/18午後4時頃、木本直(きもとなお)騎手が軽乗用車内で死亡しているのが見つかりました。車内には燃えた木炭があり、木本直騎手は自殺したものと見られています。木本直騎手死亡(自殺)理由について調査しました。
木本直死亡理由「村八分がキツかった」
木本直騎手のスマートフォンには「僕には味方がいない」というメモが残っていました。現時点でわかっている木本直騎手自殺理由はこのメモのみです。

孤独だったのは伝わってくるけど…これだけでは、何が木本騎手を死へ追いやったかわからない。ネット上には「地方競馬の闇」という言葉がたくさん並んでいたよ。
やっぱり地方競馬の闇は深い


毎日15頭くらい調教を付ける中で、
レースに乗れるのはその内の1~2頭だけ。
「そこにさらに怪我されたスタッフの分の攻め馬もやるようになって正直しんどいな」という思いが募っていった。
相談に乗ってくれた先輩騎手からは
「昔の方がもっと乗せてもらえんかったで」という話も
聞いていたし、くじけずに頑張らないといけないという思いと
精神的に辛い状況の狭間で揺れていた。
「自分が攻め馬をつけている10頭が翌週に
まとめてレースに出る予定だったんですが、
出馬表見たら(騎手は)全部僕じゃなかった。
もうそれが決め手になりました」
と移籍に至った気持ちを包み隠さず話してくれた。
引用元:チャージ・アドバンス
木本直騎手はデビュー2年目にして「保利良平厩舎(ほりりょうへいきゅうしゃ)」から「森澤友貴厩舎」へ移籍しています。その理由の一つが「なかなか乗らせてもらえなかった」ということ。

果たしてこれが「村八分」なのかわからないけど、厩舎との関係があまりよくなかったのは確かなんだろうな…人間関係トラブルがあったのかもしれない。
木本直ツイッター「怪我報告が続く」
木本直騎手は今年9月に落馬し腰を骨折、2ヶ月間の通院を経て11月に復帰したばかりでした。
お久しぶりです 9月8日の落馬で腰の骨折をしていましたが、無事完治し、復帰することができました。 いろいろありがとうございました! これからもよろしくお願いします
頑張ります!応援よろしくお願いします!!

尾骨の骨折でした
ご心配おかけしました

今日の5レースのメイショウケンジャで、ゲートに出た時に足をぶつけてしまい、骨折してしまいました。 ゆっくり治します。

木本直騎手のTwitterを遡ると、今年だけで3回も骨折。3月・7月骨折時は1ヶ月で復帰しているけど、これだけ怪我が続いたらメンタルもやられちゃいそう。

木本直騎手は2019年デビュー戦でも、左手首と指を骨折しているんだよね。その時は1ヶ月半休養したのだとか。
「僕には味方がいない」という孤独感に加え、こういった度重なる怪我も木本直騎手の精神をすり減らしていったのかも知れません。
木本直自殺理由「恨まれる人を多く作りすぎた」
木本直騎手の自殺理由についてはネット上で様々な憶測が広まっています。その中で気になるツイートを見つけました。


木本直騎手側にも非があった、ということ?

このツイートをしている方が木本直騎手の関係者なのかは不明です。ちなみに「水野」というのは笠松競馬場に所属していた水野翔騎手のこと。水野騎手は2021年に24歳という若さで亡くなっています。水野騎手死亡については当時報道されず、この時も「地方競馬の闇」と話題になりました。

2015年には日本中央競馬会(JRA)後藤浩輝騎手が自宅で首を吊って亡くなった。やはり競馬社会に「闇」があるのか?
木本なお父親「高校中退を許可」息子の夢応援
木本直騎手が軽自動車内で倒れているのを発見したのは、木本騎手の父親です。木本騎手は今月10日に父親と会ったあと連絡が取れなくなり、12日に家族が行方不明届を出しました。

第一発見者が父親だなんて悲しすぎる。木本騎手は父親・母親、そして双子の兄の5人家族なんだよね。木本騎手は父親が44歳の時の子だから、末っ子として可愛がられていたんだろうな。
木本直騎手が競馬と出会ったのは高校1年生の時です。
両親は競馬の関係者でもファンでもない。
きっかけは高校の友達から競馬の騎手という職業を教えてもらい、
実際に阪神競馬場に見に行ったことだった。
そこで、「馬の上に乗る仕事ってかっこいいな」
と憧れを持ったという。
引用元:チャージ・アドバンス
木本直騎手は競馬学校受験を決意し、両親へ告白するも「頼むから高校は卒業してくれ」と言われたそう。しかし木本騎手の熱意に押され、最終的に父親母親とも高校中退を許可しました。

木本騎手は高校中退するとき、親友1人以外の連絡先を終業式の時には全部消したらしい。すごい決意だね。

息子の夢を応援して見送ったはずなのに、こんなかたちで最後を迎えるなんて。
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