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最新歯科治療のインプラント治療を徹底解説

入れ歯の模型
インプラント治療は救世主とも言えるでしょうか。事故など大ケガをして歯を失ってしまった時、その部分は仕方なく放置…というわけにはいきませんよね。前歯であればもちろん目立ちますから、仕事や恋愛にも影響する可能性があります。実際にインプラント治療の内容や費用についても詳しく解説していきます。

インプラントはケガなどの外傷や何らかの疾患で失った自分の歯の代わりに、人工歯根(フィクスチャー)を骨に埋め込み、欠損した歯を補う歯科技術です。
インプラントを選ぶ患者さんが増え、まさに歯科治療はインプラント時代となっています。
ブリッジや入れ歯などもあり、それらが時代遅れという訳ではありませんが、最新医療のインプラント治療は違和感がなく、本来の歯と同じように噛めて半永久的に使えるということで、優れた代替医療として推奨されています。

インプラント手術は一般的に、始めに麻酔をかけ、歯茎を切開してからドリルなどを使って歯茎と骨に穴を開けます。
そして、金属のネジのようなフィクスチャーを顎の骨に埋め込みます。
フィクスチャーが顎の骨に結合するまで3~4ヶ月待ち、骨と結合してからフィクスチャーに付けていたカバースクリューを外し、歯茎の形を整えるための一時的な土台(アバットメント)を装着します。
1~2週間後、人工歯と装着するためのアバットメントと交換し、フィクスチャーと人工歯を連結して完了です。

手術に要する時間は本数や治療方法によって異なりますが、一般的に1本10~15分ほどです。
手術時間が長くなると体への負担が大きくなるので、なるべく時間をかけずに効率良く手術を行うため、CTスキャンを使って口の中のレントゲンを撮る歯科クリニックも増えています。

インプラントの形状や素材は様々

インプラントの本体であるフィクスチャーには様々な形状や素材があり、希望に合わせて選ぶことができます。
それぞれの形状や素材によって特性が変わりますので、歯医者さんと相談して最適なものを選びましょう
フィクスチャーの形状の種類は、スクリュータイプとシリンダータイプ、 バスケットタイプ、ブレードタイプがあります。

スクリュータイプは現在最も普及しているタイプで、形がネジのようになっているのが特徴です。
埋め込む面積が小さく、噛む力をスムーズに伝えます。
シリンダータイプも現在主流となっていて、車のシリンダーのように円筒形になっています。
比較的簡単に埋め込むことができるのですが、初期固定が弱いです。
バスケットタイプとブレードタイプは、最近ではほとんど使われていません。

インプラントの素材は、チタン(純チタン)やチタン合金、チタンニッケル合金があります。
他にもハイドロキシアパタイトや人工サファイア、ジルコニアも使われます。
今最も使われているのはチタン(純チタン)で、人工サファイアはどちらかというと一昔前の素材です。
審美性に優れているのはジルコニアで、純度100%のジルコニアでは金属アレルギーの心配がありません。
歯科で使われる酸化ジルコニアはセラミックの一種で、耐摩耗性や強度が高いため最近注目されています。

インプラントは最新医療であり、高度な技術を要します。
インプラント手術を行う際は、経験豊富な歯医者さんを選ぶことが何より重要となります。

差し歯とインプラントの違いも解説

インプラントと差し歯はよく間違われますが、基本的に全く異なるものです。
違いを理解していなければ、いざ歯医者さんでインプラントをするとなった場合、差し歯と勘違いしてトラブルにつながる可能性もあります。

インプラントを説明する上でポイントとなるのは、人工歯根(フィクスチャー)を骨に埋め込み、アバットメントと呼ばれる固定器具で人工歯冠部分を連結し、無くした歯を補う技術だということです。
本来あるべき歯の根元を金属のネジで作り、実際に食べ物を噛む歯の部分には人工歯をつけるというものです。

一方、差し歯は「歯の中」に人工の歯がついた金属の土台を埋め込みます。
「歯の中」なので、歯の根元部分は残っている状態です。
差し歯は歯の上の部分が虫歯などで失われても、残った根元の部分に金属などでできた土台を入れて被せ物をする治療です。

インプラントが歯根となる金属のネジを「骨の中」に埋め込むのに対し、差し歯は「歯の根元」に金属の土台を埋め込みます。
この点を理解するだけでも、インプラントと差し歯の違いがよくわかります。

差し歯治療とインプラント治療が行える場合

差し歯は歯の上の部分だけが虫歯などで無くなった時にできる処置です。
最低でも歯の根っこが残っている状態であることが前提で、残っている根っこや歯の一部に「差し込む」治療となります。
根っこを含め、歯が全て無いようでは差し込む所が無いので、差し歯にはできません。
歯を抜いた場合は、1ヶ月ほど経つと穴が無くなり歯肉だけの「土手」になります。
そうなると、歯の根元を人工に作るインプラントが治療の選択肢となってきます。
また、差し歯とインプラントの大きな違いとしては、差し歯は保険が適用できるのに対し、インプラントは基本的に自由診療の場合が多いです。

保険診療と自由診療

保険診療の差し歯の場合は、白い部分が「硬質レジン」という材質でできたものを使います。
レジンというのはプラスチックの一種であり、いわゆる「硬質プラスチック」です。

差し歯の自由診療の場合は、陶磁器と同じ素材の「セラミック」が使われます。
どちらの素材にもメリットとデメリットがありますので、事前に歯医者さんに詳しく聞いておくことが大切です。

インプラントは基本的には自由診療なのですが、ごく稀なケースで保険が適用されることがあります。
その条件は、事故や生まれつき、または病気によって顎の骨を失ったなどの特別な事由がある場合です。
歯並びをキレイにして見た目を良くしたい、虫歯で歯が無くなってしまったといった場合は、保険適用外となりますので注意が必要です。

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